三島さん(id:mishima_1969)に質問して思ったこと。

http://d.hatena.ne.jp/mishima_1969/20060617#c1150814898

まず

意見が180度違う立場にいる上に、失礼と取られてもおかしくない記述をしていた俺の質問に丁寧に返事をしてくれた三島さんに重ねて感謝します。
それと、以下の文は三島さんに質問して感じたことだけど、特に三島さんに限ったことじゃなくていわゆる「自称集団ストーキング被害者」全体に見られることであるということを強調しておく。

んで、

結論もそうだがロジックがやはり変だ。「集団ストーカー」がいるって言う証拠がまったく取れていないのに「集団ストーカー」がいるはずで、いるとすればこういう団体なのだろうとかっていう推論を立てている。今のところ、自称被害者の主観以外で「集団ストーカー」いるって言うことを示すデータは全く無くて*1、いるっていう明確なデータを示してくれた人は今のところ知らないんだが、いつからいることになっちゃったんだろう?
集団ストーカーがいるという仮説に対して否定的ななデータがあった場合も、公権力の隠蔽によるものだ、とか、特殊な機械を使用して、とかって感じでいつの間にか「集団ストーカー」がいることになっている。皆いるかいないかを検証すべきなのに、どうやっていることを隠しているかっていう説を立てるのに必死になっている。そして、この、いかに隠しているかって言う説は大抵の場合(個人レベルでは)検証不可能であるために否定のしようが無いということも特徴的だろう。
否定の仕様が無い事を根拠にして「否定できないから有る」っていうのは科学的なものではないって事を言っておく。「これとこれのデータをもとにするとこの説がもっともらしい」ってのが科学的な考察。

この「ないとはいえないって段階にある説を、あるはずだと思いこんでしまう事」ってのはこの問題に限ったことではないんだけれども、他の事に関しては今回は置いておく*2

とりあえず

「自称被害者」の人たちには、自分の主観とデータが一致しないなら「データを出させないように誰かがたくらんでいる」と考えるのと同じ位に「自分の主観が間違っているかもしれない」という認識を持ってもらえればいいなぁと思った。多分伝わらないんだろうけど。

*1:あったらすぐに警察に行くべきではある。

*2:永田議員の偽メール問題とかは多分そうだ。